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Twice Again

Author:Twice Again
えと、どうもTwiceAgainです。
始めましての方も、そうでない方もどうぞまったりゆったりしていってください。小説の毎日更新は出来ませんが、マイペースにやっていきたいと思います。僕の二次創作は暇つぶし程度にどうぞ。感想やご指摘は歓迎します。
では、どうぞごゆるりと……。


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Side Areas

「僕は考えたんですよ。僕達の現状について」

「で、どうやったんだ?」




「別に大したことじゃないことが判明しました」

「へえ。こんな大勢に囲まれているのにか?」

わらわらといる不良みたいな人達。ハッキリ言ってうざいことこの上ない。しかし、クラスでようやく出来た最初の友達が一緒に襲われる可能性があるから、逃げるに逃げられないか。

「あれですね、2日目早々にしてあの不良っぽい3人組をヤッてしまったのが問題かな?」

「話聞け。多勢に無勢という言葉があるんだが?」

「大方、どの学校とかにもいる不良が僕に目をつけたんでしょう、およよ」

「……よくお前と話しているから、俺も目をつけられたのか……」

「みたいだね。どうやらあちらさん、デバイスを起動してる」

「ならこっちも。お前は中々強そうだから、さっさと片をつけよーぜ」

「いいね。さっさとやっちゃおう。ガーディアン」

「ナマクラ、てめーの番だぞ」

『ナマクラゆーな! バカカイト!』

「「Set up!」」

僕のバリアジャケットは……え、カンペ? ああ、『PandoraHearts ザークシーズ=ブレイクの衣装』だそう。カンペには『声優的な意味で』と添えられていた。

一方、この友達、僕の趣味であった『地球の極東地域日本のこと』についてかなり知っていたので気があった。なんでも先祖が地球の日本出身だからだそうだ。

名前はカイト。カイト……まあいいや。忘れた。カイトのバリアジャケットは……またカンペ? 『D.Gray-manの神田ユウの衣装。やっぱり声優的な意味で』。あの人絶対描写が出来ないからだ。そうに違いない。デバイスは正式名称は別にあるらしいけどカイトは『ナマクラ』と呼ぶ。そうすると、デバイスは機嫌を損ねて本当の姿を見せない、と言っていた。カイトの武器は『刀』。所謂日本刀で、抜刀居合いを得意にしている。

「似合ってるじゃんか」

「そっちこそね」

「先に聞いとくけど、戦闘スタイルは?」

「防御が堅いから、障壁張りつつ近づいて殴る」

「おーらい。俺は前にも言ったけど抜刀居合いだ。抜いた状態でも十分戦える『抜刀術天道流』の継承者だ」

「一撃で沈めることを約束しよう」

「一撃で仕留めてみせよう」

お互い背中合わせに立ち、周りを囲む不良達を見る。既に準備は万端なのだろうか、50を越す人数で作られた魔力スフィアの数々。カイトは関心したように、あきれたように眺めていた。

「まずはスフィアからか。無闇に突っ込んで行っても怪我をするだけだし、ここは僕に任せて」

「わかった、お前の壁がどんなくらい堅いのか見せてもらうぜ」

「極 光 壁!」

「それは攻撃技だ、バカ!」

「痛いな~、わかったよ……ラウンドシールド……」

『御意』

本来なら球状に展開されるラウンドシールドは、地面にぶつかることを予想してか半円状に展開された。お約束として、カイトは外に放置の方向で。

「えっ? うわ、おいエリアス、あとで覚えとけよ!」

「がんばって」

安全圏の中でカイトが奮闘する様を見守る。手に持っている刀、『ナマクラ』で襲いかかる魔力弾を悉く斬っていく。ナマクラちゃん、人間味のある統制人格でいいなぁ。別にガーディアンが悪いってわけじゃないけど。

しかし、もしそうなるとガーディアンとエルの二重奏(カルテット)を毎日聴く羽目になるのか……。

うん、このままでいいよね。

カイトばかり見るのもつまらなくなってきたので、周りの不良にスポットライトを当てる。本当にちょい役でしかないので、どうやら台詞はないようだ。せめて『ひゃっはあああぁぁぁ! 汚物は消毒だぁぁぁ!』ぐらいの某世紀末伝説な人はいてほしかった。しかし、現実(リアル)で言われるのなら、僕はある種の畏怖と、侮蔑と嘲笑、そして汚物呼ばわりされた怒りを以ってして叩き潰すであろう。

しかしまあ、この魔力弾も真面目に演算処理を行ってないのかスッカスカである。僕の障壁に触れた瞬間に塵に帰すのだから。ヴィヴィオのソニックシューターの方が全然堅い。某悪魔のシューターなら……もはや虫けら以下だね……。

早くぶっ飛ばして、アインハルトのところへ行かないと。そろそろテスト期間になるし勉強会をすることにした。

……アイスを食べる時間が無くなってしまったのは予想外だった。アインハルトが何かの準備をするみたいだからその時間つぶしに食べようと思っていたのに……。

「カイトー、大丈夫だった?」

「おう、平気だ。こいつら弱すぎる」

「じゃあ許してくれる?」

「だが、断る!」

ケチ。

Side out













Side Kaito

歯ごたえが無さ過ぎる。相手はおよそ50人のくせして大したやつもいない。まるでゴミのようだ。土煙がうざい。何よりも少しずつ見えてきた視界で、ドヤ顔をして待っていたクソ共。俺達が無傷なのをみたら血の気が引いていった。

「勝負といこうか、エリアス?」

「いいね、どっちが多く倒せるか……だね?」

「おう、まっ俺の勝ちは確定してるけどな」

「いやいや、僕のほうが勝ちますよ」

「いーや、俺だ」

「僕だね」

「俺だ!」

「僕だ!」



閑話休題。

身体強化魔法を施し、速攻でかたを付けにいく。抜刀した刀を鞘に収め走り出す。

「ようy「鉄砲百合ッ!」ぼぐぁ!」

何か言おうとしていたが気にせず、まずは1人。鉄砲百合は、高速居合いの一種で、急加速からの抜刀で鳩尾を突くというエグい技。しかも、至近距離からの加速は相手の視界から一瞬消える。次に見えるときには、もう刀は相手の鳩尾を突き刺す直前だ。

「まだまだぁ!」

すぐ隣にいたヤツに対して、刃の向きを変え斬り上げる。そして横腹をなぎ払い、とどめに袈裟斬り。これが抜刀状態の一つの型『蘭の太刀』。最初の斬り上げを鈴蘭、その後の横からのなぎ払いが銀蘭、最後の袈裟斬りが金蘭だ。一連の流れで刀を鞘に収め、再び居合いにスイッチする。

辺りには驚愕の表情を浮かべているヤツや、変に強がっているヤツ。そして、鳩尾や脇腹、その他人体の急所を押さえもがき苦しむヤツが5,6名ほど。まさかエリアスが? だろうな。アイツしかこの場にはいない。俺も、負けてはいられない。

「いくぞ、ナマクラ……『鬼百合』」

『ナマクラ言うな! ……魔力充填完了、行くよ!』

左足を引き、収めた刀を腰に構える。そして、一歩を踏み出すと同時に高速で抜き放つ。魔力を帯びた刀からは紅い一閃が放たれる。その矛先には憐れな2人組み。気づいた頃にはすでに魔力の刃は到達しており吹き飛ばされる。

「次は……あの集団を狙うか」

10人ほど集まっている集団を見つけ疾走を開始する。抜刀したまま、集団に向かって突っ込む。魔力弾を準備していたヤツらは、俺に向けて放ってきた。……が、既にそこには|俺はいない(・・・・・)。

1人が、ジャリ、とした音を聞いて後ろを振り返る。それにつられて周りのヤツらも振り返るが、もうに遅い。背を向けたまま納刀し……もがき苦しむ音をバックに再び次の獲物に標的を定めた。

Side out














Side Areas

殴って殴って殴って蹴る。拳には魔力刀を展開し敵の苦しむ声を聞く。不良、その中でも実力のない連中なのか、そう思い立ったのは早かった。

たとえ不良と言えでも実力のある人は強い。型に囚われず、常に自由な発想力を持つ人もいる。実際そういう人達を見てきたのだから。

昨年、DSAAに出場し空き時間に試合を観ていた時にそんな戦い方の人がいた。名前は――。

ハリー……ポッターだったっけ?

どうにも男のような名前だがれっきとした女の子。砲撃番長(バスターヘッド)と呼ばれているそうだが、どちらかと言えばスケ番だろう。まあ、セーラー服にロングスカート、ゴツイマスクなんて着けていないが。

「誰の差し金かな、急だからビックリしたよ。ねえ、教えてくれるかな?」

「い、言えるわけねえだろ!? 言えば俺たちの命がねえんだ!」

「……そう、なら」

ゴキッ!

胸ぐらを掴んでいた男の顔面をブン殴る。周りに倒れている野郎共の顔は蒼白になっていった。嫌な音をたて男の顔面は崩れた。実に醜い。

「さて……君たちもこうなりたくなかったらさっさといいなよ」


僕のスーパー甘いものタイムを邪魔することは万死に値する。






しかしどうやら時間の無駄になってしまったようだ。こんな脅し方ですでに心は折れてしまっているらしい。

ふとカイトの方に視線を向けてみれば、まだ残党を狩っていた。

あらかた……いやもうほぼ立っている人影は見えない。しかし、僕の方は30人くらい倒したから勝負は僕の勝ちだね。だけどこいつらは一体誰の差し金だろうか。あの名前が平凡三兄弟はただ厨二病を拗らせ、悪ぶっていただけだから違うだろうし。







キン――、とナマクラちゃんを鞘に戻す音が聞こえた。



その直後――


カイトの後ろより大斧――恐らくはアームドデバイスだろうか――で殴りかかろうとする人影が見える。鞘に手を置いたまま立ち尽くしているカイトは気づいてはいないのだろうか。

「カイトッ!」

身体より先に声帯が震え、彼の名を呼ぶ。されど時既に遅し。残された力を振り絞ったであろう渾身の一撃は猛然とカイトに襲いかかる。誰もが大斧を携えた者の勝利を確信した瞬間に、カイトは文字通り消えた

「なっ!?」

大斧を持った大男は驚愕し声を漏らす。彼は気づいてはいまいだろうか、その背後にはカイトが抜刀居合いの構えをし、今正にその剣を抜かんとしていた。

「ふんッ!」

「カハッ……!」

腰だめに構えられた鞘から抜き出たその剣は、大男の左腰から右肩にかけてを一閃し薙ぎ払う。大男は肺から搾り出されたようにして出された声を発しながら、酷くゆっくりと倒れていく。カイトはその様を再び剣を鞘に納刀しつつ、さも当然のように眺めていた。

「……へぇ……」

おもわず、感嘆の声を漏らす。単純にこの剣技は、戦った場合十分に障害になりえるものだと確信した。

Side out




















「結局わからずじまいだったな」

「そだね。今日は何か悪かったね、僕がアイスを食べに行こうだなんて誘ったばっかりに」

「いや、いいさ。ちょうどいい的だった」

「そう言ってもらえると僕は安心できるよ」

「そういえば……お前何か予定あるんじゃなかったっけ……?」

「そうだっけ?」

「「う~~ん」」












同時刻、ストラトス邸にて。

「エリアスさん……遅いですね……」

しゅん、と元気の無い子猫のように寂しげであった。
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