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Twice Again

Author:Twice Again
えと、どうもTwiceAgainです。
始めましての方も、そうでない方もどうぞまったりゆったりしていってください。小説の毎日更新は出来ませんが、マイペースにやっていきたいと思います。僕の二次創作は暇つぶし程度にどうぞ。感想やご指摘は歓迎します。
では、どうぞごゆるりと……。


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 この一週間の大まかな流れ。
 バニングス達への弁当作りはゴールデンウィーク明けの7日の日になった。





 と、いうのも食費等の振込みが遅れていたからだ。琴音さんには、親父が怒っていると伝えると無言で1万円を差し出してきた。うむ、宜しい判断だ。他にも理由があって、引越しの家具をまだ片付けていないとか、お隣さんに引越し蕎麦をつくったり色々としていた。お隣さんに限っては片方しか住んでいなかった。
 そんなこんなでこの一週間はゆっくりと過ごした。時々、高町や月村、バニングスや八神から翠屋に電話がかかってきたが、忙しいので断った。八神に限っては、変態トークを電話越しでしてきたが、スルーで。ちなみにクラスの全員とはメアドと電話番号は交換済みだ。
 

 先日、高町の姉さんがケーキを持ってきてくれた。どうやら桃子さんと高町の合作らしい。そのお礼をしたいのだが、どうにも予定は合わない。
 翠屋に行くのは遅れてしまうが、それは仕方ないと割り切った。行くのは8日だ。明日は行けるのだが、弁当箱が邪魔であろう。一旦家に帰ることも考えたが、良く考えると明日には別にする事があった気がする……ような……ないような……どうにも、頭が痛くなる。
 流石にあのレベルのお菓子を提供する店なので、レベルの低い贈り物なぞ捨てられてしまうのではないかと思う。無いと思うけど。
 振込みは6日の日曜日にあるそうで、それまでは1万円で自由に過ごしていた。
 
 















 その日曜日になったわけだが、振込み額が100万ってどういうことなのさ。公務員の人達泣くよ? そりゃあもう、咽び泣くんじゃないかな。こんな大金を湯水のように使うと、大変教育にも悪いし、もしものことがあった時に大変だから70万ほどは貯金に回すことに決定。
 次からの振込みは毎月の1日にするそうだ。

 翠屋への菓子折りを買いに行くのと、7日の5人分の料理の材料、そして日用品を買いに行くため、とりあえずは5万ほど持って行く。

 さて、と。迷わないように、携帯で確認しつつバイクで走る。案外近かったので迷い――迷子にはならなかった――は無かった。

 「米は最初に買っておこう。後で買うのは面倒だし。それに大きいしな」

 バイクに載るのかが、心配である。
 あの4人を唸らせるためには、御節料理にでもしようか、と思ったがあれは面倒だ。だから普通におにぎりとか唐揚げとか、そんな一般的な家庭料理にしよう。残ったら家で食べればいいし。

 一旦家に帰り、買った米を置く。そしてまた、デパートに向かう。
 唐揚げ用の鶏肉と肉と野菜の炒めもの用に豚肉、ハンバーグ用に牛引き肉、エビフライ用の海老、あとは卵とか調味料とか野菜。野菜は多めにしておこう。何かと体重が気になるお年頃だし、あまりカロリーは取らない方が彼女達にはいいだろう。あとはデザート用に林檎と苺、キウイや蜜柑、メロンを買う。唐揚げようにレモンも忘れないように。

 流石に量が多くなるので、2回に分けて買った。肉系統と野菜系統とかにな。残りのお金は3万程……今度は日用品を買いに行こう。それに翠屋への菓子折りも忘れないように。

 服は、また今度で良いだろう。上原……はちょっとパスで、他に洒落た奴に良い店でも聞けばいいか。
 高級お菓子店とか、月村やバニングスに聞いてみようか。あの2人は詳しそうだし。

 ポケットから携帯を取り出し、月村に電話をかける。

 『んん……はい、すずかです』
 「月村、今時間大丈夫か?」
 『だ、大丈夫だよ、夢見君……ぁぅ……』
 「悪いな。遠見町辺りにさ、良いお菓子屋ってあるか?」
 『と、遠見町に? うん、何軒か知ってるよ。……ぁぁ……私のお勧めは長寿軒かな。和菓子のね、栗饅頭やドラ焼きが美味しいよ。ん……私も何回か行ったことがあるから、お勧めだよ』
 「長寿軒か……ありがとうな、月村。行ってみるよ。じゃあな」
 『うん……あっゆめ……』

 あ、何か言いそうだったけど切っちゃった……。まあ、いっか。それより、妙に艶やかな声だったのが気になる。本当に大丈夫だったのだろうか?
 運転中になってくると困るので、マナーモードにする。大した用事では無いだろう、きっと。

 さて、行こう。と思った矢先。

 「何処にあるんだ……?」

 きっと月村はこれを教えてくれようとしたんだろう。








 バイクを走らせるも、それらしい店は見つからない。くまったくまった。
 今さら月村に電話をかけるのも何だしな……途中で切る、という行為の後だ。月村が親切で教えてくれようとしていたのを悪く言えば踏みにじった、ということ。だからこそ、俺は自分で見つけようとする。

 「欠片も見つからないとはな……」

 携帯のマップを見ても載ってないところを見ると、知る人ぞ知る隠れ家的名店なんだろう。

 「あら、夢見じゃない」 
 「バニングスか、よっ」
 「ゆめみん、ウチの事が見えてないんか~? ここにプリチィーなはやてちゃんがおるで~」
 「こんなところで何をしてるわけ? まさか道に迷ったとか?」
 「流石それはない。もう慣れたからな。実はさ、月村にな……」
 「無視かいな!」

 事情を話す。

 「長寿軒ね、確かにあそこのドラ焼きは美味しいわね。そこを探しているの?」
 「おう。だが、一向に見つからねえんだ……バニングス、知ってるか?」
 「ええ。確かにあそこは初見じゃあ見つからないわ。だって大通りにはないもの」
 「まじか……だから見つからないのか……」
 「案内してあげるわ。お礼はドラ焼きを1個ずつで」
 「それなら軽い軽い。じゃ行こうぜ!」

 バニングスははやての載る車椅子を押し、俺は相棒のバイクを押す。紳士たるもの、女性の歩行速度に合わせるものだ。
 さっきの考えとは異なってしまったが、このままずっと迷っているのもあれだしな。






 「なあなあ、これってアリサちゃんとことかすずかちゃんとこで食べるドラ焼きなん?」
 「そうね、ウチもすずかもここにはお世話になってるわ」
 「あれ美味しいんさなぁ~、なのはちゃんも大好きみたいやし」
 「そうね。友達が来るように買ってはあるんだけど、鮫島に食べるのは禁止されてるのよね。自分のは小遣いで買えって。その通りなんだけどね。やっぱり、食べすぎは良くないし……」
 「ええやんアリサちゃんは。全部おっぱいにいくんやしさぁ……はぁ……」
 
 やはり、気まずいであろう。ガールズトークとは、本来男のいないところで繰り広げられるのであって、決して一緒にいるときにするものでもない。ましてやバストのサイズの話なんて……嬉しいが、その、ね? わかるよな?
 そして、こんなこともやめてほしい。

 「なあ、ゆめみんはおっぱいが大きい方が好きなん?」
 
 あの頭痛とは別に、頭が痛くなる。
 
 「お、もしかしてあれか? 長寿軒。よし、急ごうぜ!」
 「む、逃げたな……」
 「バカな質問してるんじゃないわよ……」

 




 「ほら、バニングス、八神」
 「ありがとうね」
 「ありがとう、ゆめみん! ……あのな、もう少し、我侭言ってもええ?」
 「なんだ?」
 「その、もう一つ買ってほしいなぁ~、なんて……」
 「良いぞ」
 「そうやよね、アカンよね……ってエエん!?」
 「おう。どうせ八神のことだ。自分で食べる分じゃないんだろう? 他の、例えば弟とか妹の分じゃないのか?」
 「7割方正解ってところかいな~、従姉妹っていうんか、なんていうんか……まあ、妹みたいなのが1人おるんや」
 「任せろ。どうせこの3万は使い切る予定だったんだ」
 「5、5万も……親がくれたん?」
 「まあ、そんな感じだ」
  
 銀行が仲介をしてるけど。

 「1人暮らし……なん?」
 「そうだな、両親共に結構あっちこっち行ってるし、小学校とか中学校のときは殆ど家には1人だったな。今はもう完全に1人暮らしだけどな」
 「そ、そうなんか……」
 「悩み多き男子高校生には1人暮らしはちょうどいいがな」
 「! 悩みあるんやったら聞くで!」
 「い、いや……? 今は大して無いぞ……?」
 「そ、そうなんか……ふぅ……」
 「悩みなんて、持つものじゃないわ。いつでも悩みがあったら言いなさい、わかったわね?」
 「い、イエス……」

 いきなりなんか怖いぞ……。
 とりあえず買ったのは2人の分だけ。
 残金は2万4000円ぐらいだから、高町とこには16個入りの3675円のやつを買っていこう。ついでに栗饅頭を20個の4410円のやつを。
 はやての妹? の分と月村の分も買っていこうか。
 そんなこんなで大体1万円ほど消費。
 バイクのガソリン代で4000ほど消費。
 残金は約1万円。

 「明日アンタがお昼の弁当つくってくれるのよね。楽しみに待ってるわ」
 「ゆめみんのご飯かぁ~、楽しみやわ~!」
 「あんまり期待はするなよ? 頑張るけどさ」
 「……そういえば、アンタ1人暮らしなのよね。金銭的に大丈夫なの?」
 「気にするなって」
 「いや、でも私達に作ってくれるのは嬉しいけど、そのせいで家計が苦しくなったら悪いし……」
 「大丈夫だよ。両親はエラく俺に甘くてな。結構余裕があるから」
 「そう……でも、いつでも言いなさいよ。1人って結構不安になるんだから」
 「前にも言ったが、やっぱりバニングスは優しいな。ありがと、気遣ってくれてな」
 「べ、別にあんたのことが心配じゃないわ。私達のせいで、ご両親にまで迷惑をかけることがないか、それが心配なのよ!」
 「……アリサちゃん、ちょっとええ?」
 「な、なによはやて……」
 
 俺、置いてけぼり。
 料理は食べてくれる人を思い浮かべながら作ると美味しくなるっていうけど、俺の場合は殆ど1人だったから技術的にはいいだろうけど、きっと愛情とか、そんなのは篭ってはいないだろう。時々帰ってくる両親のために作った時は、両親に泣かれたけど(良い意味で泣かれたからな)果たして気持ちは篭るのだろうか? 
 その点、八神は家族のためにいつも作っているみたいだから美味いんだろう。
 
 「……ゆめみんはまだ……を知らんみたいや……」
 「じゃあまだ……の心配はないのね……」

 何の話をしているのか気にはなるが、それは無粋だろう。

 「それじゃ、そろそろ俺行くわ」
 「ん? もう行くんかぁ」 
 「もう少しゆっくりすればいいのに」
 「明日の下ごしらえとか、色々とあるからな。今日はありがとな八神、バニングス!」
 「こっちこそ、ドラ焼きありがとうな! ヴィータと一緒に食べるわ!」
 「ありがとうね、夢見。また明日ね」
 「おう、また明日!」 
 「ばいば~い!」
 
 ヴィータ、というのは恐らく八神の家族だろう。仲が良いようだ。
 ああいう風には言ってるが、そろそろ準備をしないといけないから家に帰る。
 もう少し美少女達と一緒に居たいが、きっと俺は2人の邪魔になるだろう。
 道は覚えたし、また長寿軒には行きたいな。

















 夜、夕食を食べ終え、明日の下ごしらえをする。ハンバーグをすぐに焼けるように、エビフライや唐揚げには衣をつけておく。野菜は既にカットしておき、冷蔵庫へ。何でも、この冷蔵庫は鮮度を凄く保てるらしく、1日やそこらでは野菜や魚の鮮度は落ちないようだ。
 だが、俺にとって果物はどうにも、いくら凄いと言ってもこの冷蔵庫まだ使った事はないわけで、まだ切るには至らず、ノーカットのまま冷蔵庫へ入れた。林檎なんかは、すぐに黒というか、茶色に変色していくのでどうにも弁当には向かないように思うが、確かレモンの絞り汁をかけるとそれが抑えられるというので、明日実戦してみよう。

 気づけばもう、時計の針は10時を指していた。
 携帯を見る。クラスの連中や前の学校のノリの良い奴らからは未だにメールは来る。
 
 奴らには悪いが、返信はしない。だって同じ内容だもの。返す内容も一緒だ。

 まあ、そのうち気が向いたらあの4人組以外の写真でも送ってやろう。幸いというか、この学校には美少女が多い。それだけで奴らは発狂するだろう。あの4人組の写真なら、こっち側にあわや転校する奴も出てきそうなので、それは俺なりの配慮といえよう。

 ……決して、オカズにされるのが気に食わない、とか、俺だけの秘密だ、とかではない。決してな。

 さて、明日は5時にでも起きよう。今日は早く寝てしまえ、と。
 10時に寝ようとしたが、米を炊かないと、と用意したら10時30分だった。









 翌日、5時に起きる。顔を洗って、歯を磨いて、キッチンに立つ。
 冷蔵庫から必要な物を取り出す。フライパンと、油をたっぷり入れた中華鍋を用意する。
 油を温めている間にカット済み野菜を取り出し、重箱に入れる。果物は後回しで。

 重箱は全部で4段ある。
 1段目はおにぎりにした。中の具は流石に用意出来なかったので塩むすびにする。俵の形と三角とをぎっしりと入れる予定。
 2段目は豚肉と野菜を炒めたものと、ハンバーグ。おにぎりを握るのと平行してハンバーグを焼く。
 3段目は唐揚げとエビフライ。同様に唐揚げを平行して揚げている。
 4段目は野菜と果物。だが今は野菜オンリー。

 俵の形のおにぎりを握り終える頃にハンバーグが焼きあがった。フライパンを洗い、今度は豚肉と野菜炒めを焼く準備をする。唐揚げも揚げ終わり、今度はエビフライだ。果物はまだ。

 ハンバーグと唐揚げを2段目、3段目に詰め、おにぎりを握る。

 そんなこんなで、全工程を終了する。

 時間が余ったので、ポテトサラダを作ってみた。




 詰められなかった料理を朝ご飯にする。
 うん、美味しい。これならきっとみんなも美味しいと言ってくれるだろう。

 「あ……そっか」

 今まで、両親以外には料理なんて作った事無かった。
 けど、今作ってみて、わかった。

 自然と、相手の事を思えて料理を作れるんだって。
 その人が料理を食べて笑顔を浮かべる様を思い浮かべれるんだって。

 「こりゃあ……俺も感謝しないとな……」

 昔、友達の家に呼んでもらい晩御飯を共にしたことがあった。その時、友達のお母さんが迷惑をかけた筈なのに笑っていてくれた。俺が料理を食べて美味しいですって言った途端。
 どうしてそうなったのかは、その時はわからなかった。
 でも、今ならわかる。
 あの4人組のお陰だ。
 感謝、しよう。

















 キンクリ。
 家に帰ってきた。みんな美味しいと言ってくれた。きちんと、ありがとう、と言った。
 上原はまた朝ご飯を食べられなかったので早弁をしていた。だから上原も誘った。

 「美味しいでござる、夢見殿~!」
 「お母さんに負けないくらい美味しかったよ!」
 「こんなにもレベル高いと、何か負けた気分ね……美味しかったわ、ありがとうね」
 「そうだね、アリサちゃん……また、作ってくれると嬉しいな。ありがとう、夢見君」
 「美味しかったで、ゆめみん! けど、ウチの料理の腕の方がまだ上やな!」
 「じゃ、今度は八神を越えてみせるぜ!」
 「その息でござるよ、夢見殿! そして、某に再びご飯を!」
 「お前はきちんと朝ご飯を食ってこい」
 

 ……疲れた。

 
 どうにもやっとこさ慣れた環境ではあったものの、疲れた。心身ともに。
 
 まるでこの一週間と、これからの疲れを全部押し付けられたように。
 まるでさっさと寝る事を促しているように。
 それは、きっと。また、あの娘なんだろう。

 夢の中に現われる、あの娘。
 金髪で、紅い瞳。ルビーのように煌く。
 
 ――そして、全裸。
 ――俺は、ロリコンじゃない。

 だから今日も、早く寝ることにした。
















 「久し振り、渚沙」
 「会いたかったー!」
 
 夢の中で再会し、この幼女に向かって抱きつく。

 「うわ!? 急になりするのさぁ~!」
 「いや~あれだって。一応寂しかったんだよ? もう出て来ないのかと思って」
 「多分まだまだ出番はあるから心配しないでよ。あと、この構図結構危ないと思うよ。主に渚沙が捕まる方向で」
 「夢の中だから大丈夫じゃないの?」
 「……そうだった」

 ――遠方より。
 
 「……伝えなきゃいけない事があるんだ」
 「真剣な話なんだな……」
 「うん。だからいつまでも引っ付かないでよぅ~!」
 「むぅ……致し方なし」

 ――声が。

 「明日、だよ」
 「明日、ねぇ……」
 「そう。頑張ってね、私は結構渚沙の事を気にいってるんだよ? だから抱きついても許してあげる」
 「ありがと」
 「いいよ、別に。そうだ、私の名前は、今度会った時に教えてあげる。わかった?」
 「おう。て、ことはだ。試練が終わった後ってことか?」
 「まあ、最初の試練が終わったって意味ならね。頑張ってね」
 「……何が出来るかわからんが、頑張るさ」
  









 「――君になら、何だって出来るよ」
 
 なんて言ったって、私達が気に入ったんだから――。









――聞こえる。







 いあ いあ くとぅるふ ふんぐるい むぐるうなふ
 くとぅるふ るるいえ うがふ なぐる ふたぐん

 いあ いあ はすたあ! はすたあ くふあやく ぶるぐとむ 
 ぶぐとらぐるん ぶるぐとむ! あい あい はすたあ!

















 現在のステータス 魅力:2 頭脳:2 寛容さ:2→2.5 変態度:2 勇気:1

 弁当をみんなに作ってくる→寛容さ0.5UP
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