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Twice Again

Author:Twice Again
えと、どうもTwiceAgainです。
始めましての方も、そうでない方もどうぞまったりゆったりしていってください。小説の毎日更新は出来ませんが、マイペースにやっていきたいと思います。僕の二次創作は暇つぶし程度にどうぞ。感想やご指摘は歓迎します。
では、どうぞごゆるりと……。


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ウィスキーボンボン、チョコレートにウィスキーが入ったお菓子である。これをまあはやてがリメイクしウィスキーを多めにしてつくったのが、『ウィスキーボンッキュッボンッ』だ。今回主にはやてがお菓子を作っているが、ロリ3名やおっぱい剣士も手伝っている。緑はキッチンにすら入れてもらえない。ただ寂しく皿を並べていたのだ。

エリアスらが着く頃にはもうセッティングは殆ど終わり、インターミドルに出場した選手達も集まり始めていた。

ジークリンデをはじめ、ヴィクトーリアやシャンテ、ハリーやエルスに元からいたミウラや、カイトの許婚のミカヤもきちんといる。

「ひさしぶりだね、みんな」

「エリアス~~、会いたかったんよ~~」

「「ッ!」」




エリアスが挨拶をすると、ジークリンデが両手を広げ抱きつきに来る。しかしそれは2人の少女が妨害をする。

「ジークリンデさん……今何をしようとしてたんですか?」

「事と次第によっては準備をしなければいけないので……教えてくれませんか?」

「えと、あの、その……ちょっと過激なスキンシップを少々……」

「「冗談がお好きですね、ジークリンデさん。怒りますよ?」」

アインハルトとヴィヴィオは満円の笑みを浮かべているが、いかんせん目だけが笑っていない。エリアスとジークリンデは戦々恐々とし、思わずアイコンタクトでどうしようか相談することにした。

『アインハルトちゃんにヴィヴィオちゃんは一体なんでこんなことになったん? 洒落にならへんのやけど……』

『僕に聞かれても……』

「ジークリンデさん、何故エリアスさんと見つめあっているのですか、羨ましいですね……?」

「お兄ちゃん、ヴィヴィオは悲しいです……どうして年増なこの人をじっと見ているのですか……?」

ヴィヴィオの発言に世界が揺れた――!














「胃が痛い……」

「まあ、好きな人にチョコ渡せなくて機嫌が悪いんだろ。あの姉ちゃんもすこぶる運がねえな」

「アインハルトとヴィヴィオに好きな人ね~、誰だろう、カイト……知ってる?」

「…………お前一回死んどけ」

「ええっ!? どうしてそうなるのさ!」

「お前バカだろ! 絶対にバカだろ!」

「カイトにだけは言われたくないな!!」

「学業の意味でじゃねーよ!」

「じゃあどういう意味さ!」

「……とりあえず俺はアインハルトとヴィヴィオちゃんには『頑張れ』って言っておくか……はあ」

「君が何を言ってるかわからないよ……」

とまあ、こんな感じに時間を潰し総勢20名ぐらいのメンバーは揃った。いや、別に全員で何人なのか把握出来ていないからぐらいって表現を使っているんじゃないよ。あはは。

「ほな、みんなで……いただきます!」

『いただきます!』

「ガツガツガツガツガツッ!」

『食うのはや!?』

「んー、ほんはひっは?(何か言った?)」

口の周りにチョコレートや生クリームを一杯つけているエリアスはまるで幼稚園児のようだ。しかしまあ、彼にとって甘い物――しかもチョコレートには彼のターニングポイントとも呼べる瞬間があったのだ。今は言わない。

その様子を呆れたり、驚いたり、笑ったりと二十数者、二十数様の面持ちで眺めていた。


















事件は、何の前触れもなく起こる。バーロー然り、じっちゃんの名にかけて然り。突然嵐のように、ゲリラ豪雨のようにやってくるのだ。フラグというフラグはもはや主人公がオートで建設しているとしか思えない。

エリアスは大量のスイーツを食べ終え満腹であった。下手をすれば三食菓子だけで過ごす可能性のある彼も、はやえもんの作り出したお菓子の山には屈服せざるを得なかった。

バカみたいなスピードで食っていたので周りのみんなはエリアスの3分の1程しか食べていない。とはいえエリアスの食べた量はケーキバイキングを間違いなく赤字に追い込む量である。

エリアスはお酒を飲んでも呑まれない子らしいなので、はやての創作菓子『ウィスキーボンッキュッボンッ』をいくら食べようとも酔いはまわらない。しかし、周りの……彼女達はどうなのだろうか?

「(ゆらり……)」

ちょっとブレイクタイム、と休んでいたエリアスの両隣のアインハルトとヴィヴィオは気づかなかった。前方に座っていた元世界王者のジークが静かに席を立った事に。当然のようにエリアスも気を抜きまくっているわけで、全然気づきやしない。

「ふふ
ん……♪」

エリアスの背後にジークが立つ頃には3人とも彼女の存在に気づいたが、時、既に遅し。

「エ~リ~ア~ス~♪」

だきっちゅっ

そんな効果音。誰かが誰かに抱きついたあと、誰かが誰かにキス、キッス、チュウ、難しく言うのなら接吻とか言われる行動をした。言わずとも、エリアスがジークにされた。

これにはアインハルトとヴィヴィオも黙っていない。ついでに、まわりのみんなも注目した。

ギギギ、と錆びて動きの悪い機械のようにゆっくりと顔をエリアスの方へ向ける。そこには限界まで眼を見開いたエリアスとしてやったり、とニヤリ顔のジークがエリアスとキスをしていた。

エリアスの驚きようはいつしかの日のアインハルト暴走の日と同じである。

ふわり、とエリアスの口内に香る甘い--チョコレートの味。それはエリアスの口内に残ったチョコレートではなく、ジークがわざわざ口移しで食べさせたもの。だからなのか、一緒にジークの味もした。

「ッ……!?」

「エリアス~、うちは悲しいんやで……? この頃ずっと会えへんだんやから……」

「ッ……ッ……!?(ジーク、後ろ後ろ!)」

テンパッて声も出ない。されど危険は近づく。アインハルトとヴィヴィオが王気(オーラ)を放っている。綺麗な虹彩異色(オッドアイ)は目のハイライトが消えてしまったせいか良く見えず、またそれがエリアスに恐怖を与える。

「「ジークリンデさん、あまりにお痛が過ぎませんか……?」」

「え……あ……いや……その……」

「別に怒ってはないんですよ?」

「ほら、お兄ちゃんがビックリしちゃってるじゃないですか」

「え、でも、うち出番少ないし……」

「今はまだ少ないだけでしょう?」

「あ、はい……すみません……」

「私達に謝ってもらっても」

「ごめんな、エリアス……あんまふざけてしもうたわ……ってあれ!?」

「どこにいったんですか、エリアスさん!?」

「いつのまにいなくなったの!?」

「あっ? エリアスならさっきはやてさんの家に入っていったぞ。なんか挙動不審だったが」

「「「早く言って!!!」」」

「うっ……ごめんなさい、ってむぐっ!?」

さしものカイトですら3人の狂気には勝てずついつい尻込みしてしまった。が近くにいたミカヤがすぐに彼を抱き寄せる。

「カイト、たまにはこうやって甘えさしてもらえない?」

「ミカヤ、周りの人の視線が痛いから今は遠慮しろ」

「だめ」


















さて、八神家に入っていったエリアスは何をしているかというと……。

「リインフォースさん、これですか?」

「ああ、君に頼まれていたものだ。自由に持って行ってくれ」

「ありがとうございます……やっぱり、文献にもあんまりないみたいですね、古代ベルカのこと」

「私も永い時を生きてきたが、その時代……まだ闇の書と呼ばれる以前の頃だが既にバグは発生していてね、彼を私達は殺してしまった……。彼はまだ、あの時代には必要な人だったのに……」

「でもアイツのことは僕が覚えています」

「ありがとう、君も彼も私の恩人だ。これからも君達に協力していくよ。最も、主が最優先だけどね」

「それはまあ、当たり前ですよ。エルだってそうですし」

「わざわざこんな時に済まなかったね……そうだ、君にこれを」

そう言ってリインフォースが取り出したのは綺麗にラッピングされた箱だった。

「君はチョコレートが好きだと、主から聞いてね。主と一緒に作ってはみたのだが……その、口に合わなかったら捨ててしまっても……」

「きっと、美味しいですよ」

「いや、でも初めてだったから……」

「はやてさんは言ってるじゃないですか『料理は気持ちや!』って。だから、きっと、ね?」

「ふふ……君は優しいな。うん、主もそう言っていたな」

「これ、今食べてもいいですか?」

「構わないが……君はあれだけ食べたのにまだ入るのかい?」

「所謂、別腹ってやつですよ」

「それは『エリアスさん!/お兄ちゃん!』」

「あれ、そんなに焦ってどうしたの?」

『いいから早くこっちに!』

「ちょ、引っ張ったら痛いって!?」

「あ、エリアス……行ってしまった。感想、聞きそびれたな……」


















「どうしたのさ、2人とも」

引っ張られる最中、道端にジークが倒れていたが、もうこの際気にする事ではないだろう。

「あのね……お兄ちゃん、これ!」

「これは、チョコレート?」

「うん、あのね、それは手作りなんだ……だから私だと思って食べて!」

「うん……うん?」

「はっ!? 今の何でもないから! それじゃ!?」

顔を羞恥で真っ赤にし、ヴィヴィオは何かから逃げるように去って行った。

「なんだったんだろ、一体……?」

「(ヴィヴィオさんがあれだけ言っても気づかないなんて……これはある種の病気なのでしょうか……)」

「あっ、ガーディアンないからどこに置いておこうか……」

「エリアスさん!」

「は、はい! なんでしょうか!」

突然、アインハルトに呼ばれ半ば驚き気味に応対するエリアス。

「大切な、話があるんです――」

そう言うアインハルトの眼には、決意が篭っていた。








「話……?」

「はい、エリアスさんには……好きな人はいますか?」

「……みんな好きだけど?」

ため息。

「likeじゃなくて、loveの方です!」

「loveねえ……いるよ「誰ですか!!!」アインハルト」

「へ……?」

「だから、アインハルト」

「(え、だめです、これは私の計画にありません……! アリスさんと念密に話していた意味がなくなる……!)」

「アインハルトは僕の事が好き?」

「あ、う、あの、その……」

「その手に持っているのは何かな?」

「こ、これはエリアスさんにあげるチョコレートです……」

「僕に? 何で?」

「そ、それは……」

「それは……?」

































「エリアスさんが好きだからです!!!」

ガバッ!←(布団が勢い良く捲れる音)

「……………………」

















「夢落ちですか!?」


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