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Twice Again

Author:Twice Again
えと、どうもTwiceAgainです。
始めましての方も、そうでない方もどうぞまったりゆったりしていってください。小説の毎日更新は出来ませんが、マイペースにやっていきたいと思います。僕の二次創作は暇つぶし程度にどうぞ。感想やご指摘は歓迎します。
では、どうぞごゆるりと……。


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話の発端はヴィヴィオの好奇心からだった…


「パパはどうやってアリサお姉ちゃんとすずかお姉ちゃんとなかよくなったの?」
「そうだな…話せば長くなるのだが…俺は変わった人間でな………」
























俺はある日死んだ。
友人と街を歩いていたら車が突っ込んできて…
突然のことで足がすくんで動かなかった。
そのまま俺は車に轢かれて死んだ………





「あなたを別世界に送ります。」
「ちょっとまて。おまえは誰だ。なぜそんな話になった?」

俺の眼の前には美人がいた。
背中に白い翼、頭の上にはわっか。
コスプレではないことを分かっていたから余計に困惑した。

「私は神の御使い。あなたに起こりし望まれなかった不幸に懺悔を捧ぐためにまいりました。」
「どういうことだか大体わかった…やっぱりおれは死んだんだな………」
「贖罪として、とは言いませんがあなたに望む限りの力を与えましょう。」



俺は多くを望まなかった。
前世の記憶、前世での鍛えた技術、生きる最低限の力
これしか望んでいない。

かくして俺は…………………来世へと旅立った。



















生まれ変わった日からの俺は狂っていた。

悪いほうで、無気力なほうで、望まないほうで…

笑わないことなんて当たり前、

しゃべらないのも日常茶飯事。

前世で行っていた武道の鍛錬以外に余計なことをせず。

誰かと関わろうともしなかった。

前世の思い出にしがみつき、

変化を恐れ、

忘却を恐れ、

生きることを恐れた。

俺は本当の意味で総てを失ったとずっと思っていた。

俺は総てから拒絶されたとずっと思っていた。











そんな時だった。

後に俺を変えてくれたあいつらと出会ったのは…


















それは小学校一年のある日のことだった。

その時はまだ赤の他人だったアリサが同じく赤の他人だったすずかのカチューシャを取り上げていじめていた。

俺はその場にいたが、興味もなかったし関わりたくもなかったから無視を決め込んでいた。

するとどこからか同じく赤の他人だったなのはが表れてアリサをひっぱたいたんだ。

なのははその時、

「痛い?でも彼女はもっと痛いんだよ?」

みたいなことを言っていた気がする。

当然たたかれたアリサと、なのはは取っ組み合いのけんかに発展。

ぎゃーぎゃーぎゃーぎゃーうるさくてかなわなかった。

そして………

「「うるせーーーーんだよテメェら!(もうやめてーーーーーッ!)」」

俺とすずかはほぼ同時に叫んだのだ。

なのはとアリサはおとなしそうだったすずかが叫んだことにも驚いたし、

部外者である俺がいたことに気づかなかったからよけいに驚いた。

すずかも俺の存在には度肝を抜かれたそうだがな。



それが、俺と仲良し三人組との、物語の序章だった。







それからというもの、

なのはは表情がない俺に毎日話しかけ、

すずかは無趣味の俺に本を勧め、

アリサは人との関わりを嫌っていた俺を連れまわして、

俺は微かにだが、

感情が宿るようになっていた。







そんなときの

小学二年生の終わり辺りで、

アリサとすずかが誘拐された。

俺は買い物の帰りだったのだが、

習い事の帰りのアリサとすずかが真っ黒いバンに突っ込まれて連れていかれたんだ。

転生したての俺だったらきっとほっといていただろう。

「俺には関係ない」って。

だけどこのころの俺は感情を宿し始めていた。

そしてその要因は彼女たち。

助けに行かないはずはないだろう?

幸いにも俺は魔法が使えた。

前世から鍛え続けた絆の武道もある。

だから怖くなかった。

二人のために命をかけることさえも………















結論からいえばあっさりと蹴散らした。

拳銃を持っていたのが痛かったが、

けがを負うことはなかった。

彼女たちは泣いた。

恐怖が去っていくことへの安堵、

そして、

体を張って助けてくれた友人が生きていたことに。



俺はその日はじめて泣いた。

苦しかった。

死ぬことがとても怖く感じた。

そんな弱い俺を二人は抱きしめてくれた。

後悔した俺を、忍義姉さんが来るまで、

俺が泣きやむまで。

涙が枯れ果てるまで抱きしめてくれた。

そして忍義姉さんと恭也義兄さんは俺を叱った。

アリサの義父さんにも叱られた。

だけどそれが心地よかった。

ぬくもりを感じれたことにまた涙した。

ずっと望んでいたことをさせてもらえて心が動き始めた気がした。












目が覚めた時、俺の顔は表情を豊かに湛えていた。

それが俺、『御影涼』が人でなくなってから人に戻った物語の序章である。
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