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Twice Again

Author:Twice Again
えと、どうもTwiceAgainです。
始めましての方も、そうでない方もどうぞまったりゆったりしていってください。小説の毎日更新は出来ませんが、マイペースにやっていきたいと思います。僕の二次創作は暇つぶし程度にどうぞ。感想やご指摘は歓迎します。
では、どうぞごゆるりと……。


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 あの後、お互い様ということになって事態は収束した。帰る頃にはもう、5時を過ぎようとしていた。

 「ストラトスさんだっけ? さっきはありがとう」

 「いえ私はそんな…」

 「謙遜しなくてもいいよ、君のお陰で何ごともなかったんだから。そうだ、今度何かお礼をするよ」

 「そんな、私は何もしていませんし…」

 「今日迷惑をかけちゃったからそのお詫びに、ね?」

 『とことんお人好しだな』

 『うるさいな』




 途中、横槍も入ったがアインハルトにとってもこれは魅力的な持ちかけであった。しかしどうやって彼にお手合わせを頼むかは、考えなければいけないことだった。唯一の友は落ち着いてどんな状況にも対応できるだろうが、アインハルトには、そういった社交性というものはなかった。

 「そ、それでは…時間の許すときでいいのでお手合わせをお願い出来ますか?」

 「へっ?」

 エリアスが素っ頓狂な声を出したのは考えていたことの斜め上をいくことだった。

 今思えば彼女が何故さっきの喧嘩(一方的にやった)を覗き見していたのか。単なる物好きでは済まされないことだったのがようやく合点が合った。

 「うん、僕でよければ」

 「ありがとう御座います、オルバさん」

 「…オルバじゃなくて、エリアスって呼んでくれない? なんか堅苦しくって…」

 この名前は、僕の名前じゃないから…と言おうとして、口を引っ込めた。言うべきじゃないと思って。

 「?…わかりました。それでは私のことはストラトスではなく、アインハルトと呼んでください」

 「え…?」

 予想外だった。いや、最近の女の子はうんたらかんたらだとエリアスは聞いていたので動揺するのも少しだけだった。

 「では、さようなら。エリアスさん」

 「う、うん。さよならアインハルト」

 スカートをふわりとさせ去って行くアインハルトを見送りつつ、エリアスは今日の晩御飯のことを考えていた。

 「ねぇ、今日の晩御飯何がいい…オルバ」

 『肉』

 「野菜炒めでいっか…ハァ」

 『お前も大層Sじゃねえか』

 最後の言葉には耳を傾けず、玄関に向けて歩を進めて行った。











 「今日は安かったなあ。結構買っちゃったけど、全部食べ切れるかな」

 勿論、今日で全部食べ切る大食い属性なんて持ってないけどさ。
 今日は大分予定が変わってしまった。本当なら帰って来て筋トレ、ランニングが終わったあとに晩御飯って予定だったのに。

 「早く家に帰ろう……ん?」

 視界の隅、近くのロッカールームに見覚えのある少女が横たわっていた。あれは…。

 










 今日知り合ったばかりのアインハルトだった。

 流石にあんなところで寝てるわけないよね。酒によったおっさんでもあるまいし。けど、危ないよね。何処に犯罪者が隠れているかわからないし。

 アインハルトって普通に可愛いし。

 男子たちが何故狙わないのかがわかr…僕クラスの状況わからないんだった。

 「アインハルト?」

 とりあえず近くに行って声をかけて見る。怪我はないように見える。呼吸も脈もちゃんとしてるし…過労で倒れたとか? どちらにせよ、彼女が起きてくれないと事情はわからない。僕は彼女の家の住所を知らないから家に上げるしかないのか…?

 あれこれ考えている内に僕は背後に迫った人影に気づかなかった。その人影は僕に近づき、そして……。





 「わっ!」

 「!?」

 …僕を驚かした。








 「びっくりしたじゃないですか、スバルさん」

 「あはは、ごめんごめん。けど、どうしたのこんなところで?」

 「いや、知り合いがなんかここで倒れていたので…」

 今日知り合ったばっかりとは言わなかったが、さしたる問題もないよね?

 「この子が例の…エリアス、家にこの子を運んでくれない?」

 「えー、スバルさん力持ちじゃないですか」

 「女の子を抱っこできるのもこれが最後かもしてないよ?」

 …したらしたであとで弄られそうだけど、スバルさんは僕に運ばせようとするしなあ。

 「わかりましたよ」

 「そう言ってくれると思ってたよ。ただしセクハラしたら逮捕だよ?」

 「よいしょっと…しませんって……?」

 アインハルトを背負い終えた僕にスバルさんは手を伸ばしてくる。僕は両手が塞がっているのに。

 「ほら、早く荷物を」

 「これぐらい持てますよ」

 多少バランスが悪いが落とすようなヘマはしない。アインハルトは羽のように軽いから。

 「そこはお姉さんにまかせなさい!」

 よく育ったメロンのような双丘を揺らしつつ、自身たっぷりと胸に手を当てる。荷物はいいのにアインハルトはダメとはこれいかに。

 「はあ、ではお願いします。けど結構重いですよ?」

 「大丈夫だよ、私は力持ちだから!」

 そんなスバルさんはおいといて、問題は後ろの王女様だ。女の子特有の甘い香りと、成長段階にあるやわらかいふにふにとした感触の例の言ってしまえばおっぱ…!

 閑話休題

 「……わたしは…重い…ですか…?」

 寝言だろうか? アインハルトが眠気まなこで尋ねてきた。

 「大丈夫だよ。とっても軽いから」

 「そ…そんな…ことない…れすよ…zzz」

 どうやら再び眠ったようだ。4月とはいえ、夜は冷える。汗もかいてるから早くスバルさんの家に届けないと。

 「…なんですか、その顔は……」

 「いっやー、なにもー?」

 あれだ、ニヤニヤした顔だ。何が楽しいのやら。あとで弄られるときは面倒そうだ。ティアさんがいると余計面倒そうだな。

 「スバルさん、今日はティアさんはいるんですか?」

 「うん、いるよー」

 終わった。泣きたい。

『頑張れよ。俺は寝るわ』

 こいつ、腹立つ…!

 無論、この後スバルさんたち2人に弄られたのは他でもない。この屈辱、いつ晴らすべきか…!
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