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Twice Again

Author:Twice Again
えと、どうもTwiceAgainです。
始めましての方も、そうでない方もどうぞまったりゆったりしていってください。小説の毎日更新は出来ませんが、マイペースにやっていきたいと思います。僕の二次創作は暇つぶし程度にどうぞ。感想やご指摘は歓迎します。
では、どうぞごゆるりと……。


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  「月村、大丈夫なのか?」
 「うん、大丈夫だよ。心配してくれてありがとね」
 「風邪だったら気を付けろよ。最近のはやばいからな。俺今年の最初の方に風邪ひいてさ。40℃ぐらいでてさ、ちょっと入院してたんだ」




 ちなみに、その時にあのヤンデレメールの送り主(色々やばい奴)が来るんだ。あのヤンデレメールは流石にネタだろう。そうだと信じたい。

 「大変だったんだね……私のは風邪じゃないから大丈夫。けどね……」
 「けど?」
 「ううん、なんでもない。ありがとう、夢見君」
 「まあ、何にしろ気を付けろよ? 最近は夢死病に乗してここら辺の治安が悪くなってるみたいだし、月村とか美人なんだから、余計心配だぜ」
 「お世辞だとしても、そう言って貰えると嬉しいよ」
 「世辞でわざわざこんな事言うほど、俺は優しくねーよ」
 「……うん」
 「ほら、そこで3人とも待ってるぜ。早く行こう」
 「そうだね……ねえ、夢見君、1つ聞いてもいいかな?」
 「いいぜ」
 「もし私が、さ。嘘付いてて、その嘘が言っちゃいけない嘘だとしたら、私はどうしたらいいと思う? 言った結果、私が私でなくなちゃって、皆の仲が壊れちゃうのだとしたら、私は、どうするればいいの?」

 今、神父が通った。ここ学校の廊下だぜ?
 あ、スルーで……さいですか……。

 この質問、間違いなく月村が悩んでいること……もしかしたらこのままじゃ月村は夢死病になるんじゃないか? 
 だとしたら、俺が今出来るのは、この悩みを少しでも解決に導くことだろう。

 「月村は、皆のことが好きなんだろ?」
 「当たり前だよ!」
 「なら、信用してやれよ。俺は、アイツらなら絶対にお前を受け入れる。だから、安心しろよ」
 「夢見君……」

 果たして、俺はどうなのだろうか。
 既に俺は人間と呼べる瀬戸際にいるだろう。
 ペルソナ能力に加え、あの夢の世界の事に片足を突っ込んでしまったのだ。
 この話が本当なら、月村の方が人間らしいだろう。
 なにせ、人間にのみ許された特権が悩むことなのだから。
 俺は悩んだ事なんて、生まれてこの方無い。迷った事ならあるが。2つの意味でな。

 「話を聞いてくれてありがとう。さ、行こう」
 「りょーかい」


















 学校帰り、なのはwithバニングス、月村、八神と共に翠屋に向かう。
 途中で核開発をしていそうな研究者とすれ違ったが、気のせいだ。 

 …………。

 何故かフォークを買いに行きたくなった。何故だ、何故なんだ。

 「ところで、なんでフォークなん?」
 「何か近々必要になるというお告げが……」
 「いつもニコニコ?」
 「それ以上はやめろ。割と洒落にならんから」

 まぢでやばい。もっとちゃんとしてくれるんなら、こっちは来るもの拒まずなんだが……。
 SAN値が下がる気がするんだ。こう、ゾワゾワするんだ。

 ふと、長身痩躯で漆黒の肌をした人とすれ違う。
 
 「ところで、アンタなんで恭也さんに呼ばれてるの?」
 「わからん。なのは知ってるか?」
 「う~ん、わかんない!」
 「ローラ乙」
 「うーにゃーうーにゃー!」
 「すずかちゃん、一体どしたんや!?」
 「……え? 私何かしてた?」
 「……! おい、早く翠屋行くぞ!」
 「あ、待ってええなゆめみん!」
 「引っ張らないでよ~渚沙君~」
 「すずか、昨日から本当に大丈夫なの……?」
 「大丈夫だかね!? アリサちゃん、お医者さん呼ばなくていいから!」














 恭也さんに呼ばれていたのは、どうやら剣についてのことらしい。
 剣をくれたが、そのアフターケアとして剣術指導をしてくれるそうだ。
 ありがたい。

 「俺は記憶を失ったが、君に助けてもらったということははっきりと覚えている。俺となのはを救ってくれてありがとう」

 ――声が響く。



          我は汝……汝は我……

        汝、新たな絆を見出したり……

 汝、”皇帝”のペルソナを発する時、我ら、汝に更なる祝福を与えん……

 

 恭也さんとの間に、絆を感じる。

 「改めてよろしくな、渚沙君」
 「こちらこそよろしくお願いします、恭也さん」
 「今日はなのは達がいるんだろう? 剣術の指導は今度からするから、君も行ってくるといい」
 「あ~、それもいいですけど、今日しちゃいましょう。俺が行ってもガールズトークに参加出来る勇気ないですし……」
 「まあ、君がそう言うなら……あれだぞ? 剣術の指導といっても、俺や美由紀が使う御神流を教えるわけじゃないからな。正しい剣の使い方、その危険性、あの剣をやったのも、なのはを守るという目的のためだが、これでも君は信頼出来るからな。バカな真似はしないだろう」
 「勿論ですよ。(例外を除いて)人を傷つけるのは、基本的にアウトですから」

 喧嘩? そりゃ相手がしたいんだからボッコボコにしてやったさ。こっちもされるけど。
 喧嘩両成敗。
 
 







 







 修行が終わり、翠屋の方に戻る。後ろに恭也さんを乗せて。
 そういえば誰かを乗せることなんてしばらく振りだな。
 
 「お帰り、お兄ちゃん、渚沙君」
 「「「お帰り~」」」
 「ただいま」
 「ただいま、じゃあ、俺はそろそろ帰るとするよ」

 恭也さんは帰って行った。

 「じゃあ俺も……」
 「まちなさいよ、夢見」
 「なんで帰っちゃうの?」
 「んなこと言ったってさ、俺男1人だし……」
 「だめやでそんな甲斐性無しは、ゆめみんや」
 「なにか急用でもあるの?」
 「ぎ、ギクリ……いや、無いよ? 決して無いよ?」
 「さっきからこっち見てる女の人が関係してるの?」 

 ぇ……? そんな人どこに……
 あ、やば。

 「ところで、上のは本心か?」
 『?』
 「ああ、それゆめみんが誘導したやん」
 「つーことは本心じゃないんだな。良かった良かった、これで安心して帰れる」
 
 さあフォークを買いに行こう。

 「待ちいや!」
 「ぐふぅ……やめい、首が締まる……!」
 「あ、危ないよはやてちゃん!」
 「……観念しなさい夢見。まだこんなところで死にたくないでしょう?」
 「まだ死ぬ気はねぇよ」
 「そう」

 その時。
 コス、とテーブルの上にケーキが置かれた。

 「久し振りだな、渚沙?」
 「…………」
 「なんだその露骨に嫌そうな顔は。露骨に嫌そうな顔は」
 「なんでいるんですか、琴音さん……」
 「仕事が終わったからな。ここにいるんだ。ほら、これで兄さんに手を打ってくれ」
 「学園長……さんですか? お世話になっております」
 「君が八神君だね? こちらこそ、渚沙が世話になっている」
 「いえいえ、夢見君には迷惑をかけっぱなしで……」
 「ふむ……もっと扱き使ってもいいぞ。なんなら君にプレゼントしよう」
 「ありがとうございます、けど間に合ってますので、度々お借りします」
 「そうしてやってくれ」

 俺の知ってるところで勝手に俺のやり取りをしないでほしい。  
 とゆーより、なんで八神はこんなにもすぐに取り入る事が出来るのだろうか。不思議だ。

 「本当にそろそろ帰るわ。冷蔵庫の中身が心配になってきた」

 今日はいないだろう。金曜日だが13日ではない。13日は日曜日だ。

 「じゃあな」
 「さようなら、渚沙君」
 「また明日ね」 
 「ばいばーい」
 「今日はありがとね、夢見君」
 「おいおい、ケーキを食べていかないのか?」
 「それ琴音さんが食べといてくださいよ。別に親父怒っているわけじゃないし」
 「むっ、渚沙……貴様私を騙したのだな……?」
 「それではごめんっ!」

 急いで帰らしてもらおう。

















 「ふむ、君が高町君か」
 「は、はい! 高町なのはです!」
 「元気な娘だな。うん。そして君が月村君か」
 「いつも夢見君のお世話になってます」
 「ふふ、君は良い奥さんになりそうだな。2重の意味で。で、君がバニングスだな?」
 「はい、アリサ・バニングスです。いつもお世話になっております、学園長」
 「ふふ、私の勝手だが渚沙の生涯の伴侶なら、私は君を推薦するだろうな」
 「な、何を言ってるんですか!?」 
 「まあ、透兄さんと優美が考えることだから、私には関係ないしな。玉の輿だ、玉の輿」

















 「もしもし、なのは?」
 『はい、なのはだよ。どうしたの渚沙君?』
 「今日さ、夢の中行ってみないか?」
 『それって、あの変な場所のこと? うぅ、怖い思い出しかないの……』
 「悪ぃな。けど、気になる事があるんだ」
 『何?』
 「俺は前々からあの夢の中に入れたんだが、どうしてなのはが入れるようになったのかなって」
 『うー……確かお兄ちゃんの時は、不思議と眠たくなっちゃったんだよね……もしかしたら、一緒に寝るといけるのかな?』
 「ブフッ!」
 『どうしたの?』
 「な、なんでもない……」

 一緒に寝るといけるって、おま……。

 「じゃあ11時。その時に一応また電話するからな」
 『わかったの。それじゃ、またね」
 「おう、またな」

















 「もしもし、石持ったか?」
 『うん……持ったの……』
 「眠そうだな……はぁぁ……俺も結構眠いや……」
 『もう寝るね……お休み……』
 「お休み、なのは……」
 
 電話が切れた。
 意識が、遠のいていく――。

















 「……なのは?」
 「あ、渚沙君。おはよう」
 「おはよう……ってそうじゃない。なんで馬乗りになってるんだ?」
 「気づいたら?」
 「こうなっていた?」
 「多分?」
 「きっと?」
 「「そうらしい」」

 バッチリだ。
 さて、これで『俺の寝るのと同じ時刻に、旧神の証(エルダーサイン)を持って寝ると夢の世界に行ける』というのが証明された。あと、もう1つ。

 「石、石……っと」

 ポケットから取り出す。
 刀の刀身部分に旧神の証と同じマークを削って描く。
 これで、シャドウと戦える。

 「それ、お兄ちゃんのだ。渚沙君貰ったの?」
 「ああ。お前を守ってくれって、言われてな」
 「……ありがと、渚沙君」

 ちょっと俯き気味になってしまった。
 けど、ずっとここにいるわけにもいられない。
 すぐにでもシャドウが迫ってくる可能性がある。

 「ちょっと探索してみようか」
 「……わかったの!」

















 「行くよ! ペルソナッ!」

 敵シャドウに向けて、なのはがペルソナを呼び出し迎撃する。
 なのはのペルソナ『ハスター』は風属性で、氷が弱点のようだ。

 「ガルッ!」

 風が巻き起こり、一体のシャドウを飲み込む。消滅していく。
 前に気づいた事だが、俺のノーデンスのコートには、例の五芒星が描かれていた。そして、なのはのハスターにも。
 この紋章はシャドウや人の願望が表に出てきた状態のヤツに対して、有効な攻撃を与えられるらしい。
 俺の剣にも描かれている。描いてない状態だとシャドウを倒すことは出来ないが、ダメージは与えられるらしい。HPで例えるなら、残り1の状態になる。

 「あ、宝箱だ……? これは、盾なのかな?」
 「なんでこの世界に宝箱なんてあるんだろう……誰かがほしがったのか……」
 「あの印も描いてあるね」
 「ほんとだ」

 きっちりと。けど、俺のとは違う。

 「軽いのに、結構頑丈だな」
 
 ノーデンスの槍でブサリと刺しても壊れなかった。

 「ダメだよそんなことしたら! これはなのはが使うの!」
 「んー、そうだな。いいなそれ」

 本人もガードしてくれるんなら、俺の負担も減る。
 けど、無理をしてもらっては困る。

 「そう、困るのだ。だから盾持って突貫とかやめろ」
 「え、なんで?」

 頭が痛くなってきた……。

 「さて、そろそろ帰るか」
 「もう帰っちゃうの?」
 「おう。あ、盾持ってると多分現実にもでて来るぞ」
 「大丈夫だよ!」

 俺が心配しているのはお前が盾に潰されないか、だけだ。
 まあ、軽いから大丈夫だと思うけど……けど、なのははへっぽこだし……。
 
 「メンドゥだぜ」

 ほら、さっさと帰るぞ。











現在のステータス 魅力:2.5→3 頭脳:2 寛容さ:3 変態度:3 勇気:2

知らず知らずの内に渚沙の評価が上がった→魅力0.5UP
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