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Twice Again

Author:Twice Again
えと、どうもTwiceAgainです。
始めましての方も、そうでない方もどうぞまったりゆったりしていってください。小説の毎日更新は出来ませんが、マイペースにやっていきたいと思います。僕の二次創作は暇つぶし程度にどうぞ。感想やご指摘は歓迎します。
では、どうぞごゆるりと……。


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 「雨か……」

 琴音さんは来れるのだろうか。
 ……母さんの服があったな。用意しておこう





 「……んで、何でお前はここにいる?」
 「何でって、愚問だね。私は這い寄る混沌にして一応は君達人間を観察し、誘導する存在なんだよ」
 「その結果としてお前は破滅に導く存在だろう。現に前の学校ではお前のせいで大変な目に遭った」

 例のヤンデレメールが恐ろしい。
 人間の思い込みも。
 何よりコイツの存在は、心が否定している。
 
 「君のペルソナ……ノーデンスか。やっぱり思った通りだ」
 「何で知ってやがるんだ」
 「そりゃあ、知ってるからだよ。私は無貌の神だよ?」
 「……理由になっちゃいねえぞ」
 「君が私のモノになってくれるのなら、全てを話そう。力を貸そう。世界を壊すことも出来るし、支配することだって出来るよ?」
 「いらねえよ。気に入ってんだから」
 「そう、残念」

 フォークを投げる。
 避けられる。

 「君はこれから大いなる運命を辿る。冒涜的で醜く果ての無い無限の旅路にね。君が何と思おうとも、運命からは逃れられないし、立ち向かうには力が足りない。真実を知れば君は全てを手にすることが出来る。君は、そういう存在なんだ。私となんら変わりはしないんだよ。人間に混乱と混沌と無秩序を与える私とね」
 「お前と一緒にするな。俺は決めたんだ、二度と逃げない、迷わないってな」
 「……まあ、その選択が正しいのか、間違っているのかはまだ君は知らないだろう。知ってしまったらつまらないしね」
 「……けっ」

 俺とこいつは敵対関係。
 永遠に交わる事はない。 
 人間の俺と、化け物のこいつとは。

 「さて、改めて自己紹介をさせてもらうよ。いつもニコニコ這い寄る混沌ニャラルトホテプ、今後ともご贔屓に」
 「死ね」
 「つれないねぇ」

 このままだと、イライラしてくる。

 「別にな、そこまで俺はお前が嫌いじゃない。だが――

















 そのデブ女の姿を真似るのはよせ。虫唾が走る」

 「あ、これがダメだったの?」

 SAN値がガリガリと削られていく音が聞こえていた。
 ニャラルトホテプはアホ毛がピョンとでている少女の姿となった。

 「うむ、よろしい」
 「早くいってよね、君は大きい女の子が好きって言ったの信じてたんだから」
 「それは胸の話だ。だれが体格の話をしていたんだ。あと、貧乳を好きだ」
 「これでも恋する乙女なんだよ? 君はそんな私を否定するのかな」
 「あんな谷〇子3人分みたいな奴に這い寄られても恐ろしいだけだ」
 「なるほどね」
 「そろそろ俺は晩ご飯の用意をせにゃならんから帰れ」
 「えー」
 「琴音さんが来るんだよ」
 「……あのプー太郎が?」
 「なんだ、知ってるのか?」
 「うん、ふわふわして掴み所のない性格が腹立つよ。根無し草のような奴だね」
 「実に的を射ている」

 あの行き遅れを拾ってくれる人はいないのだろうか。
 捨てる神あれば拾う神あり。

 「じゃあキスでもしてくれたら帰る」
 「キスを塩焼きにすればいいんだな」
 「こんな美少女とキス出来るんだよ?」
 「美少女(笑)」
 「この童貞が!」
 「ど、どど童貞ちゃうわ!」
 「まあいいや。あいつと会うのも嫌だし」
 「さんきゅー。今度手料理でも食わせてやろう」
 「いいね!」

 虚空に消えてしまった。
 さて、料理の準備だ。
 









 「いらっしゃい、琴音さん」
 「うむ、来てやったぞ」

 琴音さんは良くも悪くも美人に分けられる人。ただし、付き合えば1週間立たずして破局する、破天荒な人だ。
 基本的に良い人なんだが、性格に難があり過ぎる。
 本当に親父の妹……いや、あの人も結構癖のある性格だったっけ。
 あんまり会ってる記憶がないから、よくわからない。

 「流石我が兄の息子だな。料理がうまいし、無駄遣いをしてる様子もない。それに加え女を家に連れ込むという行動も起こしていないようだな」
 「あんたは俺をなんだと思っているんだ」
 「ふむ……強いて言うなら、世話人か」
 「帰れよもう……」

 明日の昼ご飯分も用意してたのに、ほとんど食われちまった。どーすぅるー。

 「なに、お前なら大丈夫さ」
 「他人事だからって、あんた本当に自由だな!」

 これならニャルラトホテプの方が断然ましだぜ……。

 「ところで、夢死病、というものを知っているか?」
 「ああ。知ってる。きっと琴音さんとは無関係の病気だろ」
 「そうだ」
 
 えらくきっぱり。
 まあ、そうだよな。だってこの人絶対悩みなんかなさそうだし。

 「気をつけておけよ。結構この学校の生徒やその親族がそれに罹っていたりするからな」
 「らじゃりましたぁ」
 「あいかわらず、気の抜けた時の表情は兄さんにそっくりだな」
 「そうなの?」
 
 元気にしてっかなー。2人ともどうせ仕事半分バカンス半分イチャイチャラブラブ旅行だろうし。
 ところで。

 「琴音さんは結婚しないんですか? 往き遅れますよ」
 「――余計なお世話だ」

 シャキン。
 フォークが3本ずつ手に充填された。
 メーデーメーデー。
 スーパーデンジャラス。

 「ごめんなさい」

 スライディング&ジャンピング錐揉み三回転アクセル土下座。
 超絶スタイリッシュの一品。
 雨繋がりであの人がいたら『超クゥーーールだぜ!』と言ってくれる筈。

 「男が簡単に頭(こうべ)を垂れるな」
 「許してくれるのか……?」
 「それとこれとは話は別だ」

 どうしろってんだよ。
 
 「ふむ……なにやら女の匂いがするな」
 「……来ちゃいねえし、俺に彼女はまだできてない」
 「なんだ、てっきりもう出来たのかと。だが、好きな娘ぐらいは見つけただろう?」
 「……さあね」
 「よいではないか教えてくれても。高町という譲ちゃんか? それともあの儚げな月村か? 車椅子の八神か? 私としてはあのバニングスがお勧めだ。逆玉の輿で、私に安定した老後を送らせてくれ」
 「本当、その性格どうにかしろよ……だから行き遅れるんだ……」
 
 残念系美人なお姉さん。
 これが琴音さんを形容するに相応しい言い方だろう。

 「お前はよほど私を怒らせたいようだな」
 「あっ……」

 修羅でした。

















 風呂に入る。
 琴音さんは帰った。
 最後のほうは酒が入っていたから送っていったけど。

 「失礼しま~す」

 ぶくぶくぶく、と顔を沈め口から空気を出す。
 気泡となって、水中から浮かんでいき消えていく。

 「お背中を流しましょうか? それともシャンプープレイがお好みですか?」
 「なんでいんだよ!?」

 ニャラルトホテプ。
 あほ毛が一本、銀色のロングヘアー、寝癖多数、翡翠色の瞳。

 「なのはちゃんだと思った? 残念! にゃるさんでした!」
 「直ちに帰れ!」
 「嫌です」
 「いくら姿変えたって、根本的解決にはなってないだろ。俺はあくまであれの姿でいられるのがもっと嫌だっただけで、お前本体に好意を抱く可能性なんか一握の砂もないからな!」
 「口ではそう言っても、身体は正直なんですよ……?」
 「残念、今は賢者タイム」
 「ぶぅ……ん? ふふん、やっぱり、おっきくなってるじゃないですかぁ~」
 「なん……だと……!」

 疲れた、この茶番。

 「馬鹿なこと言ってねえで、お前は湯でも浸かれ。俺はもう出る」
 「出るって、白濁液的な意味で?」
 「やっぱお前は風呂に入らせん」

 身体? さっき洗ったよ。
 
 ……今日はいろいろ疲れた。
 早く寝よう。

















 「お前は本当に這い寄る混沌だよな」
 「ぐへへへへぇ~、さあ、お前の種子を遣せ!」

 まさかベッドにまで進入してくるとは。
 邪神に効くかわからなかったが、とりあえず、旧神の証(エルダーサイン)を持って殴った。効果があったらしく、気絶したようだ。

 さっさと寝よう。











現在のステータス 魅力:3 頭脳:2 寛容さ:3→3.5 変態度:3 勇気:2

這い寄る混沌に対しての耐性→寛容さ0.5UP
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